こんにちは。新潟市西区のフリースクールのにいがたさくら・通信制高校サポート校の新潟桜塾です。今回は、自宅訪問カウンセリングについてです。
新潟桜塾では自宅訪問を行っています。お子さんの気持ちを前向きにするのは家族だけでは感情的なコミュニケーションになってしまう場合が多いです。しかし、お子さんが中々新しい場所に行きたがらない、まだ相談や見学に行く段階じゃない、学校にいけていないのにフリースクールなんて…とお考えの方は多くいらっしゃいます。ですが、そんな場合にも情報収集やフリースクールや通信制校がどんな場所か知ることで安心することもあるのです。自宅面談ですと見学よりもハードルは低くなり、気軽に相談が可能です。
思春期のお子さんはなかなか学校以外で外出する機会も少なく、家にひきこもりがちになってしまいます。ですので、まずはフリースクールや自宅訪問での先生との交流で社会との接点を持つことをおススメします。家族以外の第三者との接点がお子様の視野を広げ、将来の可能性を伸ばしていきます。
以前、重度のひきこもりで家族とも話さず、食事も部屋の前に置くだけ、ほとんど家族とも顔も合わせないというお子さんの家庭訪問を行いました。そのご家庭へは1年以上もの間、部屋の扉越しで一方的に話をさせていただき、手紙を書き置きしたり試行錯誤を繰り返していました。1年半後、ひょんなきっかけから生徒さんの自室に入ることができ、話をすることができました。最初は家族への不満や自分の不甲斐なさに涙する場面もありましたが、本当はやり直したいという気持ちを最後に聞くことができました。
ここまでのケースではなくても、どうしていいかわからない、親のいうことを聞かない、どこかに居場所を作ってほしいというケースは多々あります。経験上、不登校期間は長ければ長いほど回復までに時間を要してしまいます。ですので、早めに面談を実施することで回復も早くなるのです。
相談は入塾を前提としていませんので、まずはご相談から始めさせていただけるとありがたいです。また、当日ご自宅へ訪問してもお子様とお会いできないケースは多々あります。そういった際も気兼ねなく、再度訪問の機会をいただきながらタイミングを見つけていきます。もし面談をするか迷われている方は、是非一度ご相談ください。
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