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フリースクール選びは大変!?フリースクールにも色々ある

 こんにちは。新潟市西区のフリースクール にいがたさくらです。春休みがもうすぐ終わり、新しいクラスや学校で新生活がスタートします。もし、来週以降学校にいけず、お困りの際は是非、学校以外の学びの場であるフリースクールをご検討ください!


 ただ、フリースクール選びは本当に難しいです。。。 


 不登校支援を始めてすごく感じることは、フリースクールにもそれぞれ特徴があり、また通いやすいところにあるか、送迎の必要があるか、料金はどうか、どんな人が運営しているのか、考えることがたくさん出てきます。その上で、自分の子どもに合っているのか、将来を考えてどういうところを選ぶべきなのか、迷いもたくさん出てきます。


 まずはフリースクールの基礎知識として、どんな機能を持っているのか、大きく分けて5つに大別することができますので、1つずつ見ていきましょう!


➀居場所機能

 まず、最初に思い浮かぶフリースクールはこのタイプではないでしょうか。フリースクールは、学校・家庭以外の居場所を子どもに与えることで社会との接点を作っていきます。

 携帯用ゲーム(switch・タブレット・アプリ)やカードゲーム、ボードゲームなどを多く揃え、とにかく子どもが外にでるきっかけを与えます。また、課外活動を多く行っている場合もあります。公園や水族館に出かけたり、スポーツや農作業・ボランティアなど活動は多岐に渡ります。

 ただ、学習サポートは最低限のサポートのみで、基本的に自習形式(質問対応)のところも多く見受けられます。


②学習サポート機能

 学校で授業が受けられていないことで保護者だけでなく、子どもたち自身も不安な気持ちが出てきます。集団形式・個別指導・オンライン・映像など幅広い授業形式がありますが、学習に自信を無くしている生徒が多いことや学習に向き合えるだけの体力や精神力がない場合が多いため、メンタルケアや学習時間が短くても身につくような指導を合わせて行うことが効果的です。

 勉強だけなら学習塾でも可能ですが、メンタルケアや生徒の特徴に合わせた指導ができない場合もあるので、注意が必要です。また、中学生については高校受験をすることを前提に生徒対応や面談が行われることが多いです。フリースクールであれば、通信制高校や定時制高校、精神的なケアを得意としている全日制高校、特別支援学校など様々な情報をもらえます。


③自立支援機能

 発達障害をはじめとする心身に障がいや疾患のある子ども向けのフリースクールです。軽度・重度の区別があるところが多いです。放課後等デイサービスもこれに当たると思われます。医療や保育の有資格者が在室している場合もあります。

 自立を目的としているため、いわゆる勉強ではなく、作業をしたり、ゲームの中でコミュニケーションや対人関係を学んでいくことを目的としています。


④引きこもり支援機能

 「居場所」へ定期的に外出することで、本格的な引きこもりになることを防ぐことができます。この時期は休息が必要なので、ある程度理解のある支援が必要になります。

 また、長期間の引きこもりや重度の長引きこもりの場合は、出張相談などの訪問支援を行っていたり、寮がある場所もあります。また、社会復帰にかかる時間が比較的長くなる傾向がありますので、心身の回復状況に合わせたフリースクールを選ぶ必要が出てきます。


⑤学校復帰機能

 以前はほとんどのフリースクールが持っている機能でしたが、こちらもフリースクールによって差がでてきているのが現状です。文科省の指針においても学校復帰を目的としないと明記されていることから、幅広い学習の場があるというメリットはありますが、生徒や保護者が学校復帰を望んでいるのであれば、そのサポートが手厚いところを選ばれると良いと思います。


 これら➀~⑤の機能をほとんどのフリースクールが複合的にもっています。しかし、何を教育理念・指導方針にしているかは大きく違います。また最近では、オンラインフリースクールやメタバース上でアバターを通してコミュケーションを取るフリースクールも生まれています。


 HPやSNSを見ながらお子さんや保護者様の希望と合うフリースクールを是非、選んでください!


 にいがたさくらは、マンツーマン指導が特徴です。②学習サポートで自信をもってもらい、マンツーマンの先生や教室長と信頼関係を築き、ご家族以外の相談相手として➀居場所の役割を果たします。マンツーマン指導なので、お子様の性格や特徴、病状に合わせての指導も可能です。その上で、⑤学校復帰や③自立に向けて活動を行います。


 興味を持っていただけた方は是非、一度ご相談ください!

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