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参考書の選び方


まず一番大切なのは、志望校と同じレベルの参考書を買うことです。


志望校と同じレベルの参考書を買うとはどういうことでしょうか。 たとえば、東大をめざす受験生A君と地元の私立大学をめざすB君がいたとします。A君は発展問題が多い東大を目指しているので、細かい内容まで扱う問題集を選択すべきです。一方、B君は基礎問題が多く出題される私立大学の問題に対応するためには、問題数が多く基礎を一通り網羅できるような参考書で勉強すべきです。

これはあくまでも一例ですが、合格への最短の道は、志望校と傾向の似た問題をたくさん解くことです。もちろん、志望校とは異なる傾向の問題を解いて応用力をつけることも重要です。しかしそれは実力がついてきて、時間に余裕が出てきてからすべきでしょう。



次にたくさん買いすぎないことも大切です。生徒の中には、「参考書マスター」と呼ばれるほど多くの参考書を買っている生徒もいます。英語だけでも20冊以上は持っていました。むしろ、そのせいで自分がどの参考書に集中すべきか分からなくなり、「同じ参考書をくり返し解く」ということが疎かになってしまいました。特に、社会などの暗記科目は参考書のどれか1冊に学習した内容を集約すると、見直しや調べ物をするときに何かと便利です。どうせ自分が使い倒すのですから、書き込みなどは躊躇せずにすると良いと思います。


また、大きな書店などに行って、気になる参考書を実際に自分で見ることも大切です。いくら友達やインターネット上の評価が高くても、自分に合わない場合があるからです。気になる参考書があったら、その友達に評価を聞いたり実際に借りたりして、自分に合うかを見極めてから買うようにするとよいでしょう。



参考書の使い方ですが、1周目で解けなかった問題にはチェックマークをつけて、見たらすぐに解法の大体の流れが思いつけるまで、何度も見直します。そしてボロボロになるまで使い込んで、「よく勉強したなぁ」と最後には試験会場で見て自信を持てるような参考書を各科目で1・2冊持てるようになってください。



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