こんにちは。新潟市西区の個別指導塾の新潟桜塾です。新潟桜塾では心理学を用いた指導を行っております。第4回のテーマは『子どもたちの心のクセを理解しよう!』です。
勉強のやる気や行動、モチベーションも子どもたちの心に大きく左右されます。心のクセを知ることで親御さんは子育てに、生徒は自分の気持ちのコントロールに、講師は生徒指導に役立てることができます。皆さんも是非、活用してみてください。
①思い込み、レッテル
「また、、、」「前と同じだ、、、」
勉強が嫌い、苦手意識があると自力で抜け出すのは難しいです。環境を変えることで好転するので、違う方法を試すようにしましょう。
②白黒思考
「完璧にできないと、、、」「いつも失敗してばかり、、、」
極端な発想をしてしまう場合には、ここまでやれば良いと指針を示したり、これだけできていると認めてあげることが必要です。つまり、白黒ではなく、70%くらいがちょうどいいと教えてあげましょう。
③べき思考
「、、、すべきだ」「、、、すべきだったのに」
これは自分を追い込んでしまうパターンです。このあと「もうだめだ、、、」となってしまいがちなので、今からできることをまずやってみましょう。
④自己批判
「こんなことが起きたのは全部私の責任、、、」「どうして自分だけ、、、」
責任感や正義感の強い人に起きる考え方です。こんな場合は、問題が起きるのは特別なことではない、これからどうしていくかが大事という考えをするとよいでしょう。
⑤深読み・先読み
「あの先生は私のことを嫌っている、、、」「勉強なんて頑張っても役に立たない、、、」
相手のことや未来のことなど考えても答えが出ない問題であれば、考えすぎないことが大切です。視点を変えて考えてみましょう。もしあなたが先生の立場ならどう思いますか?もし勉強ができる自分になったらどんな未来がありますか?決めつけずに視点を変えてみるとよいでしょう。
心は自分でコントロールできるものです。よくアスリートがメンタルトレーニングをすると聞きますが、これはアスリートだけができる特別なものではありません。誰でも心のあり方を知ることで自ら心をコントロールする方法を学ぶことができるのです。
このように心には困ったクセがあります。しかし、心を上手くコントロールすることができれば今よりも良いパフォーマンスが発揮できるかもしれません。まだまだ可能性は無限にあるのです。
教育も子育ても、子ども可能性を信じぬくことが一番大切です。教育法や育児法、心理学を身に付けていてもこれがないと子どもたちの心は動かせません。心のクセを利用して良いサイクルを作っていくことが成長の秘訣です。
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