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【要注意!】個別指導にもいろいろある

 2対1、3対1の準個別、質問にくる生徒へ教える、PC・タブレットでの学習これらがすべて個別指導と呼ばれています。つまり、集団授業・オンライン以外の授業形式すべてを指して『個別指導』と呼ばれています。本当に1対1の塾は『マンツーマン指導』と呼ばれる塾形式です。

 第一に、個別指導と呼ばれる塾でも、複数指導の塾では生徒が質問しにくかったり、勉強のモチベーションが下がったときに配慮ができなかったり、対応時間に差が出たりしてしまいます。

 また、生徒がなぜ間違えてしまうのか、どこで間違えるのか、どのように教えればできるようになるのか、どのようなカリキュラムを組めば良いのかなどを個別に考え、話し合う時間はおのずと取れません。

 第二に、料金で考えても単純に2対1で60分授業であれば、1人の生徒にかける時間は30分になってしまいます。しかし、料金がマンツーマン指導の塾に比べて半分になっているかというとそうではありません。また、ノウハウ・カリキュラムについても1対1のノウハウを蓄積した塾に比べるとクォリティが低くなりがちです。

 第三に、いわゆる個別指導で働いている講師もよほど能力が高くない限り、モチベーションが下がる傾向にあるようです。なぜなら多くの講師が子どもたちの成績を上げたい、勉強のおもしろさを伝えたいと思って働いています。しかし、1人にかける時間が短いとこれらの思いを実現するのは難しくなります。生徒想いの講師ほど働きにくいという状況になっているようです。

 料金は塾を決める上でとても重要な要素です。個別に対応してほしいと望む方が選ぶ個別指導塾ですが、実情はこのような塾が多いです。だからこそ塾選びは、費用対効果(成長・成績向上)で選ぶことが大切です。

*もちろん個別指導塾にもメリットはありますので、あしからず。
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