こんにちは。心理学を活用したマンツーマン指導でおなじみの新潟桜塾です。中学生は多感な時期で、反抗期を向かえる人も少なくありません。親の言うことを聞かないことや安易な行動をしたり、怠けたりすることも自立の第一歩と言えます。しかし、そのまま放置しておいて、良い場合とそうでない場合があります。
親御さんとしては、感情ではなく、理性的・論理的に対応していき、子ども自身に答えを出させることが大切です。親子間のコミュケーション例を見ていきましょう。
親「まだ勉強やっていないの?早くやりなさい」と一方的に話す
→ 子の言い訳に繋がる
親「なんでそんなこともわからないの?」
→ 子は自分のことをわかってもらえないと感じる
子「そろそろ勉強しようかな」
→ 親「なんでもっと早くやらなかったの!」 やる気が削がれる
子「疲れたな」
→ 親「私だって疲れてるよ」 甘えと自分中心の考えが混ざり合う状態
こういった誤ったコミュケーションは大人同士でも起こりうるものです。本来は論理的かつ合理的なコミュケーションが子どもの成長を促します。上記のようなコミュニケーションを続けると、子どもは子どものまま、親が行動を決定しているため、自立性が育ちにくい環境を作ってしまっています。
当、学習塾はそういった理性でのコミュニケーションを重ねることで生徒が感情ではない行動力を身に付けることを目的にしています。
先生「どうして宿題ができなかったの?」
→ 生徒「ごめんなさい、部活で疲れて寝ちゃいました。次からは気を付けます」
生徒「勉強したくない」
→ 先生「勉強しないとどんな大人になるか考えてみよう」
なるべく子ども自身が自己決定する場を作ると、とても良いと思います。
中学生が抱える一般的な問題点とそれらの解決策についてご紹介します。中学生の課題は個人差がありますので、一部当てはまらない場合もありますが、一般的なアドバイスとして参考にしてください。
問題点と解決策:
1.学習のモチベーション低下 問題点: 学習が面倒くさく感じる、興味が持てない。
解決策:興味を持つテーマや分野を見つける。
目標を明確にし、達成感を得る。
学習の成果を実感できるようにする。
2.時間の使い方がうまくいかない
問題点: 宿題や勉強時間が十分に確保できない。
解決策:スケジュールを立てて時間を管理する。
優先順位を設定し、重要なタスクから着手する。
集中して取り組むための環境作りをする。
3.コミュニケーションの困難
問題点: コミュニケーションが苦手で友達を作りづらい。
解決策:参加型の活動やクラブ活動に参加する。
学校以外に居場所を作る。
年齢を問わず、色々な人と話す機会を設ける。
4.テストや試験の不安
問題点: テストや試験で緊張して良い結果が出せない。
解決策:テスト期間以外に定期的な復習と対策を行う。
テスト勉強の計画を立て、予習復習を怠らない。
落ち着いて問題に取り組むためのリラックス法を身につける。
5.自己肯定感の低下
問題点: 自分を評価する自己肯定感が低く、自信を持てない。
解決策:成功体験を積むことで自信をつける。
失敗を学びに変えてポジティブに捉える。
周囲のサポートを受ける。
6.情報過多とスマートフォン依存
問題点: スマートフォンやSNSなどに時間を取られ、学習や集中力が低下する。
解決策:学習時間やリラックス時間を明確に区別する。
スマートフォンの利用時間を制限する。
有益な情報に絞り、目的意識を持って利用する。
これらの問題点と解決策は、中学生の課題に対する一般的なアプローチです。状況や環境に応じて適した方法を選び、自身の課題に向き合いながら成長していくことが重要です。また、困ったときは信頼できる大人や専門家に相談することも大切です。
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