心理学×マンツーマン指導⑥【精神的成長が遅い!?モラトリアムの長期化と青年期の延長】

 こんにちは。新潟市西区の個別指導塾の新潟桜塾です。新潟桜塾では心理学を用いた指導を行っております。第6回のテーマは『精神的成長が遅い!?モラトリアムの長期化と青年期の延長』です。


 心理学ではかつて、青年期は高校・大学を卒業した20代前半で終わり、成人期が始まるとされてきました。


 エリクソンは、そういった社会に出る準備期間として、社会の責任や義務から猶予される(モラトリアム)期間を青年期としていました。


 しかし、現在では高学歴化と共に、非正規雇用やフリーター、ひきこもりやニートの増加、若年層の転職などによって、社会性の成長が遅れているとされています。また初婚の年齢も上がっていることも背景にモラトリアム期間が30代前半まで長期化していると考えられています。


 つまり、青年期では自分の進むべき道が見つからず、将来への葛藤や模索をしていく中で、不安な気持ちや自己のアイデンティティを見失う場合もあるのです。こうした精神的な成長の遅れは中学生・高校生の時からその予兆が現れています。


 多くの生徒を見てきた自身の経験からも、実年齢よりも精神的な年齢が低いなと感じる場面が多々あります。中学生や高校生になっても、持ち物やスケジュールを自分で管理できなかったり、言葉遣いや態度が悪気もなく大きくなっていたり、言葉や表現が簡単な言葉でしか伝えられなかったりしています。


 しかし、考える力や能力が低下したのではありません。考える機会が少なくなったのです。インターネットやスマホ、YouTube、ゲームなどが発達したことにより、考えなくても調べればわかる、情報が垂れ流しされるというような状況が多くなったことが要因の1つです。昔はわからないことはみんなで話し合って考えたり、図書館で調べることで自分が知りたかったこと以上の知識が手に入ったり、ゲームや遊びも自分たちで考えて工夫したりなどをしていました。そうすることでえる力や自分で行動する力が身につくのです。


 不景気な時代が続いたこともありますが、なかなか将来に対して明るいイメージや良いイメージを持てない人が多いです。そうした中で自分のやりたいことや職業を考えていくことをせず大人になってしまう場合も多いのではないでしょうか。学校でも職業や将来のことを考える授業はありますが、まだまだ未発達のものです。


 新潟桜塾ではキャリアデザインをコンセプトにしています。自分のやりがいは何か、やりたいことは何かを生徒と共に本気で考えていきます。学習のやる気や行動はそうしたところから変わってくるのです。



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